本の話や宇宙の謎、猫の神秘、自作小説など、目についたものをなんでも盛り込むブログ。

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第七章(2)



「早速だけど、あんたに訊きたいことがある」
 アキラは早口で言った。
「俺、急いで帰らなくちゃならないんだ」
「どうした? 急に」
「村で───兎族に、蛭子が」
 地上から抱えてきた名前を口から出した途端に、平静を保っていたアキラは堪え切れなくなって、ガムシャナの腕を掴む。
「……『死』にそうなんだ、蛭子が。なんとかしてくれ!」
「待て、順序よく話をしなさい」
「だから、『死』にそうなんだよ!」
 不意に蛭子を腕に抱いた感触が蘇ってきた。弱くなりつつある脈、体温は下がり、柔らかい毛も艶をなくしかけている。アキラが時間を無駄にすれば、それだけ蛭子の状態は元に戻っていくということだった。
 アキラはガムシャナの腕を、きつく掴んで揺さぶった。
「あんたに会えば、いい方法が見つかると思ってここまで来たんだ。なあ、頼む。あいつを助けてやってくれ!」
「……待てというに」
「待てねえってば!」
 駄々をこねているようなアキラの頭を、優しく撫でる手があった。
「我が子よ、落ち着け」
 ガムシャナの声は、思いやりにあふれていた。
 見上げると、ガムシャナの表情には見覚えのある色が浮かんでいる。
 その色は今も心に焼きついている顔を思い出させた。慈しみと愛情を無償で与えてくれた、二人の人間───アキラの養親だった。
 ガムシャナと人間の親の面影が重なった。“親”だけが見せる暖かい色を軸にして。
 アキラの驚いた顔に、ガムシャナはふと戸惑いを浮かべて、呟く。
「怪我をするぞ」
 長袖が肘の辺りまでめくれ上がり、異様に黒光りをしている腕が剥き出しになっていた。鋼鉄で出来ているような皮膚と、鋭く尖った鈎爪、そしてガムシャナの持っている穏やかさとは正反対の精気が立ち昇っている。
 猛々しい感情を宿している左手だった。
「こ、これは……?」
「私の持つ、片面───いや、その名残りだな。護りの右手と、破壊の左手。極端なふたつの性が私を支えている。だからこそ、核となり得ているのだ」
「制御してるのか? バランスを保っている?」
「否でもあり、応でもある。又はどちらとも違う」
 謡うように言ってから、右手でアキラの頭を軽く叩く。
「さあ、私に何もかも話してみなさい。順序よく、落ち着いて。その蛭子とやらは大丈夫だから」
「そんなの解るもんか。もう時間が……」
「私が大丈夫だと言ったら、大丈夫なのだ。〈森〉は安定している。そなたが思うよりも、ずっと」
 口調は気楽だが、確かな自信が篭もっていた。神話、伝説の妖魔、〈森〉の核、または“意志”───さまざまな肩書きを持つ人物は、アキラの心を丸ごと引き受けて、和らげてくれた。
(俺はお前に、全て任せた……)
 唐突に鵺の言葉を思い出した。
 今にして思えば、あの時から鵺はすさんだ態度を一変させたのだった。鵺は、今の自分と同じ安心感に包まれたのだろうか。
 アキラは鵺をもっと支えてやればよかったと思った。
 相手に必要なだけ手を差し伸べるのではなく、丸ごとすっぽりと包み込んでやればよかった。
 自分にできる、できないは別にして。
 アキラは苦い想いが浮かんで、唇を噛む。
「どうした?」
 ガムシャナが顔を覗き込んできた。
 唇を尖らせて、ぷいと顔を背ける。
「別になんでもない」
 素っ気なく言った。
「俺、やっぱりあんたのこと好きになれない」
「それでも構わんさ」
 ガムシャナは笑った。
「疲れたのではないか? 向こうの泉で休むとしよう」
 と、丘の辺りを指し示した。



第七章(3)に続く。



あ、うん……その……かゆい、ですよね……

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先月にご紹介した動画 「滑り込むねこ。」 の続編がアップされていましたので、速攻で貼り付けたいと思います。

あのふさふさネコちゃん、意外と努力家なんですねえ……


音は大きくないと思いますが、念のためご注意ください!

特訓するねこ。





かわいすぎる……!

本当に久々の更新になります。

このブログ編集画面を見るのも、なんだか新鮮な感じがしますねえ……つまり、すっかりブログ更新のスキルがなくなっていたわけなんですが。

今月は少々体調を崩しておりました。

さかのぼること今年の初め……時々鼻血が出るようになりまして、まあ一か月に一回か二回程度のことだったので気にもしないまま月日は流れ……

今年の八月・猛暑のときには、「のぼせて鼻血」 ということが多々ありました。一週間に一度ほどですけど。

そんなこんなで九月になり、十月になる頃には、その鼻血の頻度も一週間に二、三度、しかも一回の鼻血が一時間以上も止まらないことが毎回の恒例になり、ほんの少し私の心の中にも不安感が芽生えてきたわけです。

「出血大サービスにも程がある……」

そう思いつつ、貧血とめまいでボ~っとした頭には解決策など浮かびようもなく、なすすべもないまま先週に至ります。

事件は朝の七時に起こりました。 姉さん事件です。高島(弟)の顔が浮かんだ方はダウト。

いつものように朝食を摂る前の鼻血でてんてこまいの私は、その鼻血がいつまでたっても止まらないことに困っておりました。
ティシューは血だら真っ赤になり、ひと箱使い終わろうという勢い。
何かがおかしい。
鼻血が出始めて二時間……まだ止まりません。

4歳の娘を保育園に連れて行くのに、ありたけのティシューを鼻に詰めて、大きめのマスクで顔を隠す私。どう見ても不審者、という悲しいサガを背負いつつも、無事に娘を送り届け……

その足で、耳鼻科へと向かいました。

病名はなんだろうか。もしかして不治の病か?! それとも難病かっ?




お医者様は、私の鼻の穴を見ながら、

「ウン、ここね。……粘膜から血管が飛び出てるところがあるから。
そこから出血してますね。

鼻の中を焼きますから。すぐによくなるよ……」

アップルの最新式パソコンモニターで私の鼻の中を拡大して見せてくれながら、お医者さんは手際よくレーザーらしき手術道具を揃えていきました。


鼻の中の、かなり奥の方を、火花でバチバチっと粘膜を焼かれた私……

施術が終わった時には、イヤな汗で全身がびっしょりになりました。
怖いの怖くないのって、そりゃあもうなぜ全身麻酔をかけてくれなかったのかお医者様を恨んだほどです!

しかしお陰で、すっかり鼻血は出なくなりました。

そのかわり、鼻の粘膜が弱くなっているらしく、ずっと風邪をひきっぱなしなんです。

まだしばらくは治りそうにない予感でいっぱいなんですけど……とりあえず、起き上がれるようにはなりましたし、貧血も少し良くなりました。

めでたし、めでたし……となることを切に祈ります。

今週は歯医者の予約もしているので、またイヤな汗をかかされそうではあるのですが。

どうやら一通り病院へ通わないと、体調がよくならないようです……




実は病院が猛烈に怖い私は、とりあえずお医者さんの前に行くと無意味に笑顔を作ってしまいます。お愛想ふりまいてどうするっ。
第七章(1)



 いつまでも寝転がっているわけにもいかないので渋々起き上がると、アキラは周りに目を向けた。
 地下であるのに陽が盛大に降り注ぎ、冷たい風が熱くなった頬を和らげてくれる。木漏れ日が光っていて、余計に眩しかった。
 地面は芝のような雑草に覆われていて、一塊になった樹と水仙に似た葉がそこかしこに配置されている。〈森〉と同じに幹の黒い樹だが、暗い印象を受けないのは適度に枝が制限されているかららしい。手入れの行き届いた庭園を思わせる場所だ。
 なによりも驚くのは、空間を満たす雰囲気だった。〈森〉よりも更に優しい、慈愛のようなものが漂っている。
「これが地下……〈森〉の核か」
 目を細めたアキラは、後ろでしきりに咳払いをしている者に気付かないふりをした。
「動物が来たら大喜びするだろうな」
 横歩きをして遠くに目を向ける。
「意外と広いな。なだらかな丘と小さな泉が見える。それに……うわ、でっけえ樹!」
 歓声を上げて、ほぼ中央と思える位置に屹立する樹を見上げた。アキラが喫茶店を開いているビルが丸ごと入ってしまいそうなほど太くて、丈は見当も付かないぐらいに高い。
 こんもりとした枝から見え隠れする幹は、どこまでも上に向かって続いていた。
 どこまでも───どこまでも伸び、先端は地下の“天井”を突き破って、茫とした霞のなかに消えている。
 アキラは、ほとんど頭を仰け反らせて、
「なかなか気合い入れて、育ってんなあ……」
 と呟いた。
 うっかり背後の黒髪が目の隅に入り、慌てて戻す。
「それにしても、空の色は真っ白だな」
「……」
 何か言いたげな雰囲気を察して、ひときわ声を張り上げた。
「あれ? さっきまで扉だったのが岩に変わってるぜ。これは村にあった、大岩か」
 早口で言って、屈み込む。
「この花は矢車菊か? お、こっちにキャットテールも生えてる。ミイに持って帰ってやるかな。……あいつ、きっと怒るぞ」
「……」
「ミントが自生してるのか。へえ、新鮮でかおりがいいや。俺も店の裏に種を播いてみようか。買わずに済むなら楽だし」
「……」
「こっちのはなんだろう。レモンバームに似ているけど……ああ、ただの草か。このオダマキみたいなのも、草だな。んで、そっちのも、草……だよな───」
 何を言っているのか解らなくなって、アキラはそのまま動かなくなった。いい加減、独り言にも限界がきていたのだ。
「……」
「……」
 沈黙が落ち、辛抱強く待っていた後ろの人物はため息を吐いた。
「そろそろ、よいかな」
 諦めの気配を濃くしている。
「こちらを向いてくれないか。挨拶がしたいのだが」
「やだ」
 アキラの返事は簡単だった。
「本当のこと言うと、あんたに会いたくなかったんだ。でもここまで来ちまったし……困ったこと抱えて来たからあんたを頼らざるを得ないし」
「そう言われても困るのだが」
「一番困ってんのは俺だよ」
「それは……どちらでもよいが」
 吹き出す寸前のような声だった。
「どうすればよいのだ? 何でもいい、言ってみなさい」
「……どう、って」
 アキラはかたくなに背中を向けて立ち上がると、ふんぞり返って見せた。
「大変な思いしてここまで来たんだ。少しは労わってくれ」
「そうか、解った」
 くすくす笑った。
「わざわざこんな地下までご苦労だった。……これでよいか?」
「はん!」
 漸くアキラは、振り返った。
「別にいいけど!」
 拗ねた顔とセットになって、腕組みをして仁王立ちになる。それを見て相手はひとしきり笑った。
「なんだよ?」
 片眉を上げて訊くと、
「いや、そなたはなかなか味のある奴だと思ってな」
 親しみの篭もった声に変わった。
「……初めまして、だな」
「そうだな。まあ今更ご挨拶もないもんだと思うけど───あんたがガムシャナ?」
 微笑みを浮かべて立っている男は、鷹揚に首肯いた。
 鋼のような逞しい体付きに、簡素で動きやすそうな麻衣をまとっている。肩まで伸びた黒髪をそよ風になびかせ、引き締まった顔はやや浅黒い。ガムシャナは、正史に刻まれている通りの美丈夫だった。
 瞳は極限にまで光量を落としているが、統皇よりも眩い黄金色を持っている。混じり気なしの純金の色で、なおかつ力強い。


第七章(2)に続く。



終りが見えてこない……ぐおおおお……




soine.jpg







          『 お子様の


                 添い寝も ねこの


                         つとめ かな 』





いや、別に頼んでないけどね……


出演 : 15歳お年寄り猫のカブちゃん&生まれつきの暴れん坊 ナゾノ ・ サルムスメちゃん。


第六章(5)


《……言うがよい》
 形ばかり、剣の切っ先を下げてみせる。
 それを鼻で笑い、アキラは傲然と顎をしゃくった。
「蝶として出てきた黄金色というキーワード」
 抱えていた兜を目の前にかざす。
「歴代の後継者たち。おまけに名前だ」
《何を言っておる? それは───》
「黙って聞け!」
 足を踏みならして、髑髏にも見える兜をしっかりと掴んだ。
「全部俺の弱点じゃねえか! つまり俺の中に存在している“負の想念”というわけだ。それを操れるモノの名は───邪鬼! 俺は今まで、邪鬼の層を突き抜けてきただけなんだ。いい加減に正体を現わせ!」
 アキラはそう言うなり、大きく振りかぶって兜を投げ付けた。
《ううっ……!》
 真っすぐ騎士の頭に命中し、足から崩れ落ちてゆく。
《口惜しきなり。後継者め、次は、逃さぬ───》
 強い酸に冒されていくように、黒い煙となって、その姿は消えていった。
 質量を伴った煙は、空中で纏ると固まりになって逃げてゆく。集合体が押し込められている場所にでも戻っていったのだろう、妖魔は邪鬼の居場所を『井戸』と呼んでいた。
「“次”なんて、ねえよ!」
 逃げ遅れた一握りの邪鬼に叫んだ。
「あったとしても、また俺が勝つ!」
 上空から凄まじい咆哮が響いた。負の産物以外の何物でもない、生々しい怒りに満ちた声だった。
 にこやかに手を振って見送ると、
「さて、と……」
 手をはたきながら扉に歩いていく。もう遮る者のない入り口は、アキラを待っているように見えた。
 把手を掴もうとして、アキラの手は空を切った。不思議そうに自分の手と扉を交互に見て、首をかしげる。何かがおかしい、何かが……
「あああっ!」
 思わず一歩、後退って叫ぶ。
「これ、取っ手ないじゃんかよ! どうやって開けんだ?」
 中央に板の合わせ目があるので、開けられることは間違いない。引き戸と同じように、指をこじ入れて滑らそうとしたが駄目だった。
 アキラはすばやく背後に目を走らせた。
 いつの間にか闇が覆っているだけで、邪魔をしている者の姿はない。では、どうして開けられないのだろうか。
 腕組みをして難しい顔をしていたアキラは、くすりと笑った。
「要はぶち破ればいいだけの話だな」
 と、服の袖をまくり上げる。
「頼むぜえ……」
 生意気な猫みたいな顔で呟くと、スタートダッシュの姿勢から、一気に肩から扉に体当たりした。
 重厚で、押しても引いても一ミリだって動かない、と思われた扉は───アキラの肩が当たる瞬間、すでに開き始めていた。
 とっさに急停止しようとしたが、やる気充分の身体はアキラの命令には従ってくれない。……そして、勢い余って派手に転び、何が起こったのか解らないままアキラは目的の場所に辿り着いた。
 茫然と、顔を押しつけているのが草の茂る地面であるのを感じながら、そのまま動けなくなった。
「……そなた、随分と騒々しい入り方をするのだな」
 頭の上から、やはり呆気に取られている声が降ってきた。黒蝶の時と同じで、よく通る低い声である。
 アキラは顔を上げる気力もなかった。
「あのよ、扉が開かなかったんだけど……」
「開いたではないか」
「いや───ええっと……」
 深刻な疲労に襲われて、そのまま帰りたくなる。
「俺が訊きたいのは、どうして急に開いたかってことなんだけど」
「私が開けたからだ」
「そうじゃなくて……じゃあ、どうしていきなり開けたんだ」
「扉を壊されてはかなわんからだ」
「だったら、最初に取っ手をつけておくべきじゃないか?」
「いや、扉があったら普通はノックをするものだと思うが……」 
 戸惑いを滲ませた声に、アキラは目を閉じた。何かがおかしかった。何かが……


第七章(1)に続く。


ゼエゼエ……ハアハア……

第六章(4)


 胸元に剣を突き付けられ、アキラは顔をしかめる。二体の騎士からは、なぜか気配というものを感じられない。
 しかし空洞でもなさそうだった。
 目を細めて騎士たちを見据え、唇を噛む。
「俺の名は、紫堂アキラ」
 半歩後ずさると、軽く腰を落とした姿勢で力を溜める。
 その姿を、剣の先が追いかけてきて、狙いを定めた。
《……王名表には載っておらぬ》
 騎士は鎧の肩を軋ませて、得物を両手に持ち直した。アキラは目を離さないまま、人差し指で唇に触れる。
 集中するときの癖だった。
「王名表に載っているのかいないの……そんなの知ったことか。人間の親から譲られた『紫堂』、そして自分で選んだ『アキラ』、俺はこの名前しか使わない」
《正式な名を申せ。通り名は認めぬぞ》
「別に認めてもらわなくても構わねえ! だが、そこは通してもらう」
《ならぬ! 我らの承認なきもの、扉を開くこと能わず》
「なら、ぶち破るまでだ───」
 石の床で、革靴を高らかに鳴らせると、アキラは盾を持った騎士の背後に飛び込んだ。
「どうしても行かなきゃなんねえんだよ!」
 無防備な背中に体当たりを仕掛ける。よろめいた足元を掬うと呆気なく転がり、グローブのような手甲が弾け飛んだ。掴んでいた『王名表』も一緒に……。
 ぶん、という唸りに、咄嗟に身体を屈めると、幅広の剣が頭の上を薙いでいった。騎士は片手持ちに替えて、以外と素早く態勢を整える。
 袈裟懸けに切り付ける剣は、アキラが寸前で飛びすさった辺りを大振りに切っていった。
 その足元に頭から転がり込み、後ろから羽交い締めにする。
「邪魔すんじゃねえ、このブリキ野郎が!」
 振り落とそうともがく騎士の、兜に手を掛ける。───と、いつの間にか盾を持った騎士がアキラの背後に回り、襟首を掴んで引き剥がした。
 猫の仔のようにぶら下げて、無造作に壁に叩きつける。
「……そうは問屋が卸さねえんだな!」
 空中で身体を丸めたアキラは、足から壁に着地して、その運動性で跳ね返った。
「アターック!」
 腕を突きだした姿勢で騎士に飛び掛かる。
 アックスボンバーをかませ、吹っ飛んだ騎士ともつれ合って上下左右が解らないほどに転がった。手に触れた物に掴まるが、それも共に床を跳ねているのだった。
 鎧が石を削る、生理的に厭な音が響いた。騎士よりも二回転半余計に回った手には、兜がしっかりと掴まれている。中身が入っている確かな手応えに、アキラは急に怒りが噴き出してきた。
「顔を見せろ!」
 肩の辺りを足で抑え付けて、乱暴にもぎ取る。すると、騎士の中にいる人物の顔が現れた。黒髪に色白の頬、薄い唇と切れ長の大きな目───。
 そして、緑掛かった瞳。
「あ、俺……?」
 間違えようもなく、それはアキラの顔だった。
 ゆっくりと輪郭をぼやけさせ、見ている目の前で消えてしまう。後にはカラになった甲冑だけが残された。
「俺を拒んでいたのは、俺自身ということかよ……」
 気配を感じなかったのは、自分自身だったからなのか。同じ波長は殺し合うものと決まっている……。
「ってことは───」
 アキラは、もうひとつの甲冑が近付いてくる音に振り返った。剣を光らせながら、こちらを見据えている。
「なるほど、大体読めてきたぜ……」
 もぎ取った兜を小脇に抱え、正面から騎士を睨み付けた。
「本当の名を言ってやろうか?」
 騎士の歩みが止まった。


第六章(5)に続く。


あの……そろそろ終わりに、したいんですけど……

うん……あの、なんていうことのない話なんですが。

先ほど、自分のブログを見に来たんです。

そうしたら、カウンターが……



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となってました。



オーメンかっ!


 777 なら良かったんですけどねえ……


 はらったま きよったま……



悪魔の子……オーメン、ソーメン、ミソラーメン。

第六章(3)


 階段の手すりに摑まって何もない空間を見下ろすと、安全なところまで後ずさりしてから考え込む。後継者たちの不可思議な行動───そしてさっきの男が見せた仕草。
 アキラは再び黒い空間を覗き込んだ。円筒形がどこまでも地下へと続いているらしく、底はまったく見えない。
「俺、もしかして考え違いをしている?」
 口の中で呟いて、元来た方へと目を向ける。
 次の後継者は降りて来ない。さっきの男で列が終わったのかもしれなかった。
「ということは……あの男は、今の統皇か! まだ後継者だったころの統皇!」
 アキラは笑いの発作を起こしそうになる。
「そういうことかよ! ばかばかしい!」
 言うなり、アキラは勢いよく階段の縁から飛び降りた。今までたくさんの後継者たちがしてきたように……
 アキラは一気に陽の射さない闇まで落ち、両手を広げた格好で彗星と化した。風圧でジャンバーが脱がされそうになり、剥出しの顔と手が固い空気にこすられて引き攣れる。
 身体のあちこちが悲鳴を上げた。
 鼻と口は否応無しに空気が潜り込み、乾き切ってひび割れた。耳はもぎ取ってしまいたくなるほどの風切り音を奏でて、壊れる寸前だ。眼球の水分は弾き飛ばされて、瞬きすら出来なくなった。
 それでも、アキラは自分のとった行動が正解であるという確信があった。ガムシャナが『前に進め』といった一言を馬鹿正直に実行した後継者たち……道が途絶えても、進める限りは前に進もうとする心は、ガムシャナを信じるという精神の証でもあった。
 全身の軋みに耐えるアキラの隣に、若い頃の統皇が現れた。祝福するように微笑み、実体のない気楽さでアキラに重なって消える。
 同じように、後継者たちは順番に現れてはアキラと同化していった。誰もがいたわりと慈愛の表情を浮かべ、一体となるのを喜んでいるようだった。
 歴代の後継者たちの力が満ちてくる。
 いつしかアキラの全身を優しく包む空気があった。大きな手で抱き留められたような安心感に、アキラは戸惑いながらも自分自身をすべて預けた。自分の中にいる後継者たちが、それを望んでいる気がしたからだった。
 長かった落下が終り、薄暗い場所が見えてきた。羽衣をまとった天女のように、アキラはふんわりと床に降り立つ。
 風圧に痛めつけられた体はどこにも痛みはなく、気力は充実していた。
 周囲を見回すと、どこかの広間らしい場所に着いたようだった。古めかしい装飾に彩られ、どこか前世紀の遺物といった感がある。
 金糸銀糸で彩られたタペストリーがいかめしく飾られ、上部にステンドグラスを嵌め込んだ窓がある。窓枠には葡萄の蔓を様式化した浮き彫りが施され、さり気ない上品さで広間の空気を引き締めていた。
 次に進むべき道は示されている。
 両脇に甲冑の騎士を従えた扉が、重々しく壁一面を塞いでいた。
「勿体ぶりやがって……」
 忍び寄って、騎士の剣をつついてみる。すると、にび色の鎧がぎこちなく動いた。
《……名、を》
 頬当ての奥から聞こえてくる声は、気が滅入るほど低い声だった。切っ先をアキラにと向けながら、緩やかに命を吹き込まれてゆく。
 ぎこちなく軋む鎧は、隣にたたずむ騎士にも伝染していった。
 盾をかざして、ぎこちなく身構える
《素性の知れぬ者、通すわけには、いかぬ》
「なんだと? 素性って、俺は」
《───名を申せ!》


第六章(4)に続く。


うわー。。。

第六章(2)


 どこまでも続きそうな闇に、平衡感覚がおかしくなりそうになる。もし何かに転んだら上下さえも解らなくなるだろう。アキラは自分の格好悪い姿を想像して、厭な顔をした。
「火よ」
 手首を返して、燐に似た鬼火を呼んだ。普段だったら意識することなく発動できる術のはずである。───だが、手応えはなかった。
 もう一度身体の奥から感覚を呼び起こしてみるが、放出するそばから消滅していった。
「ここは、術が効かないのか?」
 独り言を洩らしたアキラは、今更ながら深い安堵の息を吐いた。
「さっき試さなくて良かったな。駄目だと解ったら取り乱してたかもしれない」
《どうして使わなかった?》
 黒い蝶は、つと触角を巡らせて向き直る。
《そなたは未熟ながらも、一通りの術は使えるのであろう。なぜ焼き払おうと思わなかった? 竜巻を起こし、追い散らそうとしなかったのだ?》
「それは───」
 言葉に詰まって、上下に揺れる蝶を見詰めた。
 黄金色の蝶を『良くないもの』だと判断したが、殲滅しようとは思わなかった。
 認めたくないが、感覚に染み付いていたのかもしれない。『命あるものを傷つけてはならない』という掟を。
〈森〉は動物のための世界、妖魔はそれを守ることを本義とする。能力や術はその目的から外れてはならないと、厳しく戒められていた。守護者が破壊を行なうのは、矛盾を呼ぶ行為だからである。
 アキラは、忌まわしい蝶に術を使おうとはしなかった。なぜなら、相手が生き物の様相をみせていたから……。
「俺は……蝶を大事にしようって会の会長なんだよ」
 唇を尖らして、呟く。
「蝶が好きなんだ。モリハナエのファンだし。……ハンカチだって持ってるぜ」
《意地っ張りだな、若き長よ》
 漆黒の蝶は、滲みこむように消えていった。
《よろしい。前に進むがよい!》
 耳を聾する大音声は、辺りを深く包んでいた暗闇を剥ぎ取った。遮光カーテンが一気に取り払われたように、氾濫する光が目に突き刺さってくる。
 思わず庇った腕をそっと降ろしたアキラは、茫然と辺りの光景に見入った。
 教会のようなゴシック天井が、柔らかい陽光に透けている。ふくよかな線を描く列柱が螺旋状に地下へと続く階段を支え、ねじれた彫り物の手摺りが豪華な縁取りとなっていた。頭を出して下をうかがい見ると、優雅な階段はどこまでも降りてゆけるらしく幾重にも重なっていた。
 それらが全て、水晶のような物質で出来ているのだ。
 丁寧に削られた面が角度によって光を集め、拡散して煌めいている。
「ここから地下にいくのか? ガムシャナ」
 話し掛けてから周囲を見回したが、浮遊していた黒蝶はどこにもいなかった。気配さえもきれいに消えている。
「案内は終わりかよ。サービス悪いな、まったく……」
 アキラは舌打ちして、階段口に踏み出した。
 磨き込まれた階段は艶のある光を発し、滑らないで降りるのは至難の業のような気がした。ガラスよりも美しい階段は、どう見ても実用的ではない。
 躊躇っていると、何かの気配がアキラを擦り抜けて行った。
「な、なに───?」
 ぎょっとして壁に張りつくと、亡霊のような薄透明の人影が、背中を見せて階段を降りてゆく。カーブに差し掛かったとき、まだ若そうな顔が一瞬だけ見えた。
 その決意に満ちた顔に、アキラは驚きの声を上げる。
「俺の目と同じ色だ!」
 追いすがる勢いで手摺りから身を乗り出すと、足音も立てない人物は悠然とした歩調を崩さずに、確実に降りていた。
 どうに解釈していいのか解らずに稀薄な姿を見詰めていると、やや小さくなり掛けた人物の足元に、黒い稲妻のような線が勢い良く這ってゆく。水晶で出来た階段にひびが入っていた。
「あ……!」
 またたく間に地下への階段部分が崩壊し、かすんで見えない奈落へと落ちていった。薄い人物は機敏に飛びのいて無事である。
 人物はしばし茫然とした態で、通行不能となった通路を見下ろしていた。アキラが成り行きを見守っていると、急にくすくす笑っているような素振りをし、祈りを捧げる仕草をしてから真っ暗な空間へとその身を躍らせた。
 瓦礫が落ちていったときと同じ呆気なさで、半透明の男はアキラの視界から消える。茫然とするのはアキラの番だった。
「今のは、なんだったんだ?」
 不条理な思いに潰されそうになり、手摺りにもたれ掛かる。
 その後ろを、再び気配が通り抜けていった。
 まだ少年である。優しい顔立ちのなかに、やはり緑掛かった目を持っていた。
「待てよ!」
 薄透明の背に叫ぶが、少年は振り向きもしない。
「く、そ……!」
 アキラは吐き捨てるように呟いて、少年を追い掛けた。
 案の定、階段は滑りやすくできている。革靴の踵が横滑りしそうなのを、懸命に立て直しながら、
「止まれ、止まれったら!」
 襟首を掴もうと、手を延ばす。壁の浮き彫りが透けて見えている姿は、突然つんのめる姿勢で止まり、にっこり笑って飛び降りていった。
 列柱にしがみついて勢いを殺すと、アキラは恐る恐る下を覗き込んだ。階段が崩れ落ちたせいなのか、霞が掛かった空間しか見えない。
 アキラは悄然と肩を落とした。
「あれは幻影だ。きっと過去の後継者たちだろう。しかし……」
 と、唇を噛む
「訳が解らない。なぜ自分から落ちる? 何か意味があるのか?」
 アキラは立ち上がると、来たほうを睨み付けた。
 階段を降りてくる、稀薄な人影を。
「来るな!」
 行く手を阻む手段が見つからずに、両手を広げて立ちはだかる。自分と同じ年ごろの男は、希望に顔を輝かせてアキラの身体を素通りしていった。
 振り返るまでもなく、気配が落ちてゆくのを感じる。恐らく嬉々とした表情で……。
 この場所には精神を錯乱させる作用があるのだろうか。アキラは考えながら、きつく目を閉じた。
 しかし、だったらなぜ自分には効果がないのだろうか。
「受け入れられていない、ということか? しかしガムシャナは進めと言った……」
 行くことも戻ることもできず、アキラはただ頭を抱えてうずくまっていた。
 その間も幻は現出し続け、次から次へと押し寄せる自滅者を肌で感じながらも、どうすることもできない。
 アキラは不意に顔を上げた。
 何かに優しく髪を撫でられた気がしたのだ。
 近代に近い服装の男が、アキラを振り返りながら微笑んだ。緑がかった瞳は穏やかで、朝の湖を思わせる静けさだった。
 ついと視線をそらし、男は海に飛び込むような体勢でその身を虚空に躍らせた。その姿が見えなくなるまで目で追って、アキラは愕然とした表情で立ち上がった。


第六章(3)に続く。

まだ……続くのか……ぐおおお……!
第六章(1)



 しばらくは目を開けているのを疑うほどの闇だった。自分の手を顔の前で振ってみて、妖魔の視力でさえ何も見えないことに驚く。こんなことは久しくないことだった。
 慎重に一歩進んでみる。足をつけている場所は安定していた。
 無駄だと思いつつも周囲を見回してみると、目の錯角かと思うような小さい光が現れた。
 風に舞い上がる落ち葉のように、ふらふらしながらアキラの前を横切ってゆく。小さい点は、よく見ると黄金色をしていた。
 もうひとつ、点が現れる。
 そして初雪が降り始めるときの緩慢さで増えてゆき、徐々に闇を追い払っていった。
 黄金色の飛翔、乱舞。
 いつのまにか視界いっぱいが黄色で埋め尽くされた。しかも蠢いていて、微かな黒い斑点さえもが踊っていた。
 それらは蝶だった。
 黄金色の蝶が飛んでいるのだ。何千、何万という蝶が、互いのはばたきを邪魔せんばかりに団子となって、アキラの前をせわしない様で横切ってゆく。それは圧倒的な光景だった。
 押し寄せてくる黄金色の渦、波のように砕けて散らばり、めまぐるしい混沌をみせて踊り狂っている。
 アキラは眉をひそめた。
「なんだか厭な感じ、だな……」
 漠然とした不快感は、呟きを洩らしてから勢いを増してアキラを襲った。
 突如として身をふたつに折り、激しく口を塞いで目を細める。微細な蝶の粒子が、空間を漂っているのに気が付いたのだ。
「鱗粉が───」
 なぜか解らないが、口のなかに、肺に侵入してくるのを身体が拒んでいる。音もなく髪や服に降り積もるのも厭だった。
 ひと降りごとに自分が穢されてゆく気がする。説明の出来ない感覚に、身体が震えた。
「くっ……!」
 焦って周囲を探るが、蝶以外は何も見えない。すぐ後ろにあるはずの黒い岩を振り返るが、そこにも静かにざわめく鱗毛が波を打っているだけだった。
 黄金色の流動的な壁に閉じこめられたも同然だった。
 アキラは呼吸することもできず、苦しさから床に膝をついた。蝶の群れに、無理やりでも突っ切って行けるような隙間を探す。
 しかし、数えきれない翅の群れに直接触れることを考えると、怖気が走った。
 アキラの勘は、この蝶を『良くないもの』と断じていた。なにか禍々しい、気味の悪いもの───得たいが知れず、未知の力を感じさせる何かであると……。
「ガムシャナ!」
 最後の望みで、呻いた。
「俺を、受け入れろ! 導け!」
 アキラの言葉は、蠢くものを粉々に吹き飛ばした。テーブルにこぼれたシュガーパウダーを、ふっと息で掃いたように、それは流れる軌跡を描いて霧散する。
 後には、闇だけが残った。
「今のは……?」
 気配がなくなったのを慎重に確認して、漸く空気を貪る。普段は滅多に汗をかかないのだが、額を拭うと冷汗が滲んでいた。
《資格のある者よ》
 油断していたアキラは、突然耳元に囁きが聞こえて心臓が跳ね上がる。
「誰だ!」
《そなたは私を喚んだ。後について参れ》
「まさか、ガムシャナ?」
 疑い半分の問いに、答えは返ってこなかった。アキラはむっとして口を尖らせる。
「ついて来いって言ったってな、真っ暗で何も見えねえっつうの! 姿を現せよ!」
 目の前の暗がりを斬るように腕を振り上げる。
 微かに苦笑を含んだ声が響いた。
《私はここにいる……》
 手を延ばした先ほどの宙に、淡い燐光が生まれた。
 目を凝らしてみれば、漆黒の蝶である。辺りを取り巻いている闇よりも、更に濃い色に染まっていた。しかし、禍々しさは感じなかった。
 人間界で見かける蝶と同じで、つい指を立てて止まらせてみたくなる。この場にいるのが自然であると言いたげに、ただあるがままに存在していた。
 アキラは、ふと顔をしかめた。
 あるがままに。───それこそがガムシャナの、〈森〉の本質であるのを思い出したのだ。
 輪郭だけが存在を主張している蝶は、頼りなげに揺れて飛んでゆく。アキラは仕方なくついて行った。


第六章(2)に続く。

まだ苦行の最中です……

いつの間にか長袖を着ている今日この頃。
すっかり秋になり、さんまだとか栗だとか、キノコ、焼き芋なんて文字が広告チラシに踊るようになりました。

ああ……そういえば、そろそろビールがうまい季節になるなあ。

なんて毎月思っていることをリピート思考している私ですが。


今日はちょっと気分転換に、リズムよくヒップホップで、最近あったことでも歌ってみようかと思います。



さあ、それじゃあ早速いくYO!



キュキュッキュキュ!

ボンッ、ツー! ボンッツーッ!

キュキュキュキュッ!


Hey Hey みんな 元気で パソコンいじってるう~?

私は パソコン かじってる~ ガキッ!

ウソウソ かじってないよ さわってる~ YO!

パソ歴 6年になるけどサ~

昨日 初めて マウスを 使ってみたYO!

今まで タッチパット 使ってて~

手垢で汚れるの 我慢してたんだけど! 
 
もう 何もかもがイヤになっちゃったんだYO!

でもさ~ ちょっと言っていい? 

マウスでクリックすると 「カチカチ カチカチ」 うるさいYO! Yeah~!


キュッキュッキュッ!

キュキュッ キュキュッ!

Hey Hey 私は スポーツ音痴さ!

K-1格闘家の 角田と

プロレスリングの佐々木健二と

お笑い芸人のキム兄の

見分けがつかないYO!

ついでに言うと 芸能オンチさ!

エビちゃん こと蛯原友里さんと

沢尻エリカさんも

見分けがつかないYO!

甥っ子に言われたよ

「それって ただのオバサンじゃんっ?!」

気遣いってものを 知らない子だYO!

小遣いなんて もうやるもんか! 


キュキュッ キュキュッキュッ!

スタジオジブリの 大ヒット アニメ

テーマソングも大ヒット

「 ポ~ニョ ポ~ニョ ポニョ さかなの子~」

数の子じゃないYO! たらこ でもないYO!

ポニョは 食えないYO! Yeah~!

海外の映画祭に 出展するって? すごいね ジブリ! 世界のジブリ! 

キュッキュッキュッ!

でもでも よくよく 考えてみて YO!

スタジオ ジブリって 会社はさ

『おじゃまんが 山田君』 の映画版

「となりの山田君」

作ったところだYO! Yeah~!
 
あの大コケを 忘れちゃいけないYO!

でもでも 私は 困ったことに

仲良しの ママ友から

一緒に 「ポニョ」 を観に行こうって 誘われてるのさ!

私ゃあ アンチ ジブリだZE!

言うに言えない 苦笑い~!


キュキュッキュッ!

ボンッキュッ! ボンキュッ!

ボボボンッ キュキュッ!

勢いで初めた ヒップホップ調だけど

どこで終わりにしたらいいのか 判らない YO~!

最後まで読んでくれて ありがとうNE!



終わりだYO!

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